治療

治療の種類

化学療法

従来からある抗がん剤で、がん細胞の増殖をおさえる作用があります。現在では、これらと抗CD20抗体(分子標的薬)を組み合わせた治療を初回治療として行うことが一般的です。

分子標的薬による治療

がん細胞に特有な目印を標的に設定して効率の良い攻撃をするため、正常な細胞に害をおよぼすことが比較的少ない治療法とされています。
また、体の免疫システムの働きを利用した治療法として、抗体医薬品と呼ばれる注射薬や、低分子化合物と呼ばれるお薬など、新しい選択肢が増えつつあります。

自家造血幹細胞移植

患者さん自身の造血幹細胞を前もって採取しておき、抗がん剤の大量投与などの治療後、患者さんに戻す(移植する)ことで造血機能の回復を図る治療法です。

放射線治療

X線などの放射線を利用してがん細胞の増殖をおさえる治療法です。

同種造血幹細胞移植

ドナー(造血幹細胞の提供者)の造血幹細胞を患者さんの体に移植し、患者さんの体の中に残っている腫瘍細胞を攻撃してくれる効果に期待した治療法です。移植片対宿主病※や感染症などのリスクもあるため高齢の方や臓器障害のある方では実施できません。

MCLの治療は、患者さんの年齢や身体の状態、病気の進行度などを総合して決めます。
監修:
山形大学大学院医学系研究科 内科学第三講座
血液・細胞治療内科学分野 教授 石澤賢一 先生